今回は台東区にて壁掛形ルームエアコン新設工事です。
営業担当 | 工事責任者 |
製品:ダイキン
S22TTES
工事のポイント
壁掛形ルームエアコンの新設工事です。既に既存室内機は取り外されているのですが、
特に既存配管を再利用する場合、処置の仕方によっては再利用不可となるケースもある為、
注意が必要です。
▲既存エアコンは前の入居者様が取り外していかれたそうです。
壁が壊され冷媒配管は壁の中で切られており、写真では分かりにくいですがドレン管が割れている状態でした。
室外側の冷媒配管も外から引き出す事ができない状態の為、これでは配管再接続ができません。
コンセント形状200Vは、設置予定のエアコンとは異なりますので電圧切替・コンセント交換も必須です。
▲室外側の足りない冷媒配管は、天井を開口し点検口を設置。冷媒配管を天井裏で切断した後、
新規冷媒配管を外の穴から入れて、点検口内で再接続しました。
▲室内機側は、まず、冷媒配管を外に出すため開口部を上に広げ再接続を行いました。
ドレン管については割れている状態での再接続ができない為、室内機下の壁を開口し、
既存ドレン管を切断。塩ビ仕様のドレン管と交換しました。
その後、排水テストを実施、問題なく排水確認ができました。
併せて200Vから100Vへの電圧切替とコンセント交換も行っています。
▲室外機は天吊り金具を新設しその上に設置。冷媒配管ならびに連絡線を接続しました。
真空引きを行い、試運転・微調整をし作業完了です。