霜取り運転

霜取り運転

暖房運転時、室外機は屋外に冷たい空気を吹き出しています。
その際、室外機内部の熱交換器は非常に冷たくなっているため、空気中の水蒸気が熱交換器に結露して凍り「霜」となります。
また、溶けた雪が凍り付着することもあります。
熱交換器に霜が付着してしまうと、室外機の空気の吸い込みが妨げられ、屋外の熱を効率的に取り込むことができなくなってしまうのです。
そのためエアコンには、熱交換器に付いた霜を溶かす霜取り運転の機能が付いています。
霜取り運転では、暖房能力の低下を防ぐために室外機についた霜を溶かしています。
つまり、室外機のほうに熱を持っていかれている為、室内機から出る風は冷たくなってしまうのです。